検査の簡単な流れです。
- ヒアリング(問診)
- 検査に入る前もしくは検査を行ないながら、後でご説明する検査後の調整方法をイメージします。困っておられること、使用目的、使用頻度、最もよく見るターゲットまでの距離など頂いた情報をデータ化し調整度数などの参考にしています。
- 検査
- 検査は全て一級眼鏡作製技能士が担当します。
視力検査、屈折検査(レンズ度数を出す検査)。眼位(眼の向き)、輻輳(眼を寄せる力)など、お客様の眼鏡をつくるために必要な検査を実施します。
ここでは、お客様の視力等をどこまで補正できるかを確認させて頂きます。これを踏まえ、次の「調整」を行ないます。
- 調整
- 出来上がった眼鏡が、お客様にとって使いやすくちょうど良い見え具合にするための行程です。個別の使用目的に対してアプローチさせて頂きます。
- 装用テスト
- サンプル・デモレンズ等で、仕上り時の見え方をイメージして頂きます。ここで違和感を覚えたり、思っていた感じと違う場合は再度調整等を行ないます。
- フィッティング
- 【フレームフィッティング】
掛けたときのバランス :まっすぐきれいに掛かっているか
鼻あての当たり具合 :鼻筋に対してきれいに沿っているか
耳あての当たり具合 :耳のうしろにきれいに沿っているか
おもにこういうところをチェックしながらフレームフィッティングを行ないます。
【レンズフィッティング】
フレームフィッティングに続き、レンズの芯(アイポイント)と目線の位置を合わせるためのレンズフィッティングを行ないます。
お選び頂いたレンズによっては、フレームのそり角・前傾角・角膜とレンズ後面までの距離などの測定も行ないレンズ性能を最大限に生かす準備を行ないます。
細かいところは割愛させて頂いておりますが、なんとなくイメージをつかんで頂けたらありがたいです。
検眼システムなど
普段の検査で代表的なものをご紹介しました。道具はお客様によって使う必要がある場合とそうでない場合があります。